男と女の香水選び完全FILE 2006
なるほど…おや?
落ち着いた印象の「香水図鑑(学研)」と比べると、いい意味でも
悪い意味でもミーハー度の高かったこの香水選び完全FILEシリーズ。
今回は随分落ち着いた印象になりましたね。「身長が○センチ高くなる!」
とかの胡散臭い広告もなくなったし。新製品の紹介も(その時点では)かなり
早いほうだと思います。
ただ、ひとつ気になったのは、ブルガリの香水が全然載っていないこと。
去年の号には普通に出ていたのに、不自然なほどに掲載なし。
一体何が・・・
より高尚な印象に
なんだかスタイリッシュな印象を受けました。
これまでのシリーズとは明らかに何か違う感覚。
まず表紙からして違う。
かつてはモデルが大写しになっていた表紙が、すっきりとして洗練されたシンプルなものになった。
香水紹介ページも、構成が良かった。
これまではなんとなくごちゃごちゃと並べられていた香水達が、整然と並べられている。
見やすいし、見ていて気持ちがいい。
これまでの女のコ女のコした雑誌、というイメージが払拭され、全体的になんとなく高尚な印象を受けました。
掲載内容はまずまず…といったところでしょう。
ちょっとした香水カタログ…という感じ。
香水通の方には物足りないのは確かだと思います。
完全というのは言い過ぎ?
香水マニアです。
このシリーズは毎年買っています。
言葉で説明するのは不可能である「香り」のことを紹介する本を作るのは至難の業だと思います。編集者さんにはご苦労様と申し上げたい気持です。
今回は、全体的に品があり、この手の本によくある「街ゆく人の愛用香水」などの項目(そんなの知りたい人なんているのかな?と、いつも不思議な気持になる)がないので、良かったと思いますが、人気香水のみ掲載、って感じで、完全というのはタイトルにふさわしくないと思います。
しかも、香調をあらわす目安に「セレブ度」などというよくわからない項目があり、何の意味があるのだろうと思いました。こまかいことを言うと、サン・ローランのパリがセレブ度五つ星なのに、ジャン・パトゥのミルが四つ星では、そのセレブ度というのは益々どういう意味か混乱します。
香水はまだあまりつけたことがない、という人にはある種のガイドブックにはなるでしょうが、既にちょっと詳しいという人にとっては、それほど目新しい感じはないでしょう。それに、ちょっと本が重い。
写真はとても綺麗でした。